持続化補助金〈創業枠〉採択事例を徹底分析!業種別の採択傾向と狙い目を解説

持続化補助金 創業枠 コラム

この動画を見ればわかること

全国1,473件の採択データをもとに、業種別に「どんな事業が通っているのか」「どんな特徴が評価されているのか」を詳しく解説します。

この動画でわかること
・美容・健康、飲食、小売、ITなど各分野の採択傾向
・採択されやすいビジネスモデルのパターン
・採択率を高めるためのポイント
・最新トレンド(AI・サブスク・ウェルネス・サステナブル等)

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こんにちは。補助金andビジネスモデル研究所です。
今回の動画では、2025年持続化補助金〈創業枠〉第1回公募で採択された1,473件の事例を徹底分析します。
業種ごとの傾向や採択されやすいパターンを、典型的な事例とあわせてご紹介します。
採択を目指す方はもちろん、これから創業しようとしている方のビジネスのヒントにもなるかと思います。
チャンネルの中の人、支援実績10年以上の専門家。ベテラン中小企業診断士が解説します。有料級の情報だと思いますので、ぜひ最後までご覧になってください。
また、ほかの補助金について知りたい方は別の動画で案内していきますので、ぜひチャンネル登録しておいてください。

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まず全体像です。業種の内訳を事業タイトル名から推測して分類しました。全採択件数1,473件のうち、業種を推測することができた478件を分析対象としました。このうち、最も割合が多かったのは美容・健康分野で約3割。続いて、小売・ECが2割、飲食・フードサービス、IT・クリエイティブ、製造業、観光がそれぞれ1割程度となっています。
ほかにも建設業、士業・コンサル、ペット、自動車整備など、幅広い業種もカバーされています。つまり、どんな業種でも工夫次第で採択を狙えるということです。」

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美容・健康分野は、創業枠でもっとも多い申請分野です。
美容室、エステ、整体、ピラティス、フィットネスなど、いずれも「専門特化」と「健康志向」を軸にした事業が中心となっています。
典型的な事例としては、髪質改善やシミ専門エステのように「一点特化」で差別化したサロン、
またピラティスやハーブサウナのように、リラクゼーション×健康増進をテーマにした店舗があります。
最近は、全自動シャンプー機の導入や髪育専門店など、最新機器を活用して人手不足に対応する動きも増えています。
デジタル予約やサブスク制の導入など、継続的な関係づくりが重視されています。
採択のポイントは、「専門性」と「デジタル化」を組み合わせることです。
SNSでのブランディングや口コミ形成など、オンラインで顧客接点を強化する仕組みを明記することで評価が高まります。
最近の傾向として、「美容×健康」、つまりウェルネスの要素を取り入れた業態が急増しています。
美容を“見た目”だけでなく、“生活の質を高める行為”として捉える事業が、今後も採択されやすい傾向です。

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小売・EC分野は非常に多様で、地域ブランドからD2Cブランドまで幅広く展開されています。
この分野は、SNS・動画・BASEやShopifyなどのツールをうまく使いこなせるかが成功の分かれ目です。
典型的なパターンは6つあります。
1つ目は、地域特産品を活かしたD2Cブランド。自社商品をECなどで消費者に直接販売するビジネスモデルです。
たとえば地元の木工製品やクラフトをオンライン化して販売し、地域の物語を届けるパターンです。
2つ目は、セレクトショップ・雑貨販売型。
実店舗とECを併用し、デザイン性の高い雑貨やギフト商品を展開するスタイルです。
3つ目は、サステナブル・リユース型。
古着やリメイク、アップサイクル素材を扱う環境志向の販売事業が増えています。
4つ目は、オーガニック・健康志向商品型。
無添加コスメや自然食品など、美容・健康を意識したECブランドが注目されています。
5つ目は、ハンドメイド・クラフト型。
個人クリエイターがminne(ミンネ)やBASEを使って、一点ものの作品を販売する形です。
6つ目は、ペット・ベビー・ファミリー向けギフト型。
記念日や感情に訴えるテーマで共感を呼ぶブランドが多く見られます。
採択の狙い目は、「地域×EC」や「サステナブル×デザイン」。
特にD2Cブランドとして世界観をしっかり構築することで、小規模でも強い訴求力を持つ事例が増えています。
最近の傾向としては、SNSを活用したブランド形成や越境ECも目立ちます。
“共感”を軸にストーリーを語れるブランドが、今後の採択でも優位に立つでしょう。

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飲食分野では、カフェ、居酒屋、ラーメン、寿司店など幅広い業態がありますが、
共通して「地域食材の活用」と「健康志向」がカギになっています。
典型的な事例は、地元野菜を使った創作メニュー、クラフトビールやワインなどの自社製造、
さらに冷凍・真空パックを活用したEC販売です。
特に“店舗+EC”のハイブリッド型事業は非常に採択されやすいです。
現地での体験価値とオンライン販売を組み合わせ、地域内外の顧客を獲得する流れが強まっています。
採択の狙い目は、地域資源の活用、テイクアウト対応、そしてSNSでの「ビジュアル訴求」です。
写真や動画で拡散される“見た目のインパクト”は、補助金審査でも「マーケティング戦略」として評価されます。
最近は、発酵食品や無添加・ヘルシー系メニューなど、健康に配慮した新業態が増加しています。
単なる飲食店ではなく、「生活スタイルの提案」が求められる時代です。

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IT・クリエイティブ分野では、Web制作、SNSマーケティング、ECサイト構築、動画制作などが中心です。
また、セルフ写真館やクリエイティブスタジオといった、デジタル×体験型の新しい業態も増えています。
典型的な事例は、個人事業者のSNS運用支援、AIを使った業務効率化サービス、動画編集やデザイン講座の開設などです。
採択の狙い目は、DX支援や特定業界向けのプラットフォーム構築です。
たとえば美容業界や教育業界など、特定業種に特化したITソリューションを提案すると強みになります。
最近は、ChatGPTや生成AIを活用した自動化支援ツールも急増しています。
この分野では「専門知識+自動化技術」を掛け合わせることで、小規模ながらも高付加価値な事業が多数採択されています。
IT・クリエイティブ業は今後も、他業種と連携する複合型事業がトレンドとなるでしょう。

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製造分野では、食品加工分野が多く、地域の伝統と新技術の融合が目立ちます。
発酵食品、無添加食品、冷凍食品など、保存性・安全性を重視した開発が増えています。
典型的な事例は、豆腐・味噌・地元野菜を使った加工品の高付加価値化、またOEM製造による新ブランド展開です。
採択の狙い目は、「地域資源×健康志向×高付加価値化」。
伝統食品に現代的なデザインや保存技術を加えることが評価されています。
最近では、ヴィーガン対応食品や海外市場を視野に入れた商品も増えています。
“地域の味を守りながら、全国・世界に発信する”という視点が今後さらに重要になります。

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観光・宿泊分野は、地域体験を重視した新しい宿泊業態が増えています。
ゲストハウス、一棟貸し、農泊、サウナ付き宿泊施設などが代表例です。
典型的な事例は、地域の農業・漁業体験プログラム、地域食材を使った宿泊プラン、
グランピングなど非日常空間の提供です。
採択の狙い目は、「地域資源×体験型コンテンツ」。
単なる宿泊施設ではなく、地域の文化や自然に没入できる体験を設計することがポイントです。
最近の傾向として、ウェルネス観光やインバウンド需要を見据えた施設整備が増えています。
SNSでの拡散性や写真映えする空間設計も、補助金審査で高く評価される傾向です。

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ここまでの分析をまとめます。
創業枠で採択されやすい事業には、3つの共通点があります。
1つ目は、地域資源を活用して新たな価値を生み出すこと。
2つ目は、デジタル化やDXを取り入れて生産性を上げること。
3つ目は、健康・環境・ウェルビーイングといった社会的テーマを含むことです。
最近では、AIやサブスクなど、継続的な収益モデルを重視する採択傾向が明確になっています。
小規模でも、持続可能で社会性のある事業が選ばれやすい時代です。

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ここまでの分析をまとめます。
創業枠で採択されやすい事業には3つの共通点があります。
1つ目は、地域資源を活用して新たな価値を生み出していること。
2つ目は、デジタル化やDXによって生産性を高めていること。
3つ目は、健康・環境・ウェルビーイングなど、社会的価値を意識していることです。
最近の傾向では、AI、サブスク、ウェルネス、サステナブルといったテーマが急増しています。
単なる開業ではなく、継続的に成長できるモデルが評価されているのでしょうね。

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